2025年9月、次世代電池の研究開発を手がけるEnpower Japan株式会社(以下、Enpower Japan)は、リチウム金属電池における新たな界面制御技術の開発に成功し、重量エネルギー密度520Wh/kg級の高エネルギー密度セルにおいて、300サイクルの長寿命化を実現したことを発表いたします。
本技術は、リチウム金属負極における析出・溶解過程の界面反応を分子レベルで精密に制御するもので、これにより負極表面に形成される固体電解質界面(SEI)膜の成分と厚みの均質性が飛躍的に向上し、従来課題とされていたデンドライトの成長やデッドリチウムの蓄積を大幅に抑制することに成功しました。
プレスリリース詳細 : 20250916_Press Release_Enpower Japan Corp.